新幹線に乗るとき、
「どの座席がいいかな？」
そんな風に迷ったことはありませんか？
特にグランクラスとなると、
せっかくの贅沢な時間を
より快適に、そして特別に
過ごしたいですよね。
この記事では、
「東北新幹線グランクラス」に乗るときの
おすすめ座席の選び方や、
車窓からの景色の楽しみ方について
くわしくご紹介していきます。
グランクラスってどんな座席？
グランクラスは、
新幹線の中でも最上級の座席に位置付けられます。
JALやANAの「ファーストクラス」を
想像していただくと近い雰囲気です。
具体的には以下のような特徴があります。
✔ 全席1列2席（1-1配置）で圧倒的な広さ
✔ 座席が最大45度リクライニング
✔ 専用アテンダントによるドリンクサービス
✔ 静かで落ち着いた空間設計
さらに、座席には電動リクライニングや
読書灯、フットレストも完備。
車内販売はありませんが、
おしぼりや軽食、ドリンク類のサービスが受けられるなど、
まさに特別な時間が流れる空間です。
🪑 理想的な座席の選び方は？
では、グランクラスでどの座席を選ぶのが
ベストなのでしょうか？
まず、グランクラスの座席配置を
シンプルにまとめると以下のようになります。
✔ 1号車・1列1席ずつ（2列／1号車6列）
✔ 偶数番号が進行方向右側（富士山と反対側）
✔ 奇数番号が進行方向左側（山側）
✔ 11席前後のプレミアム空間
ここで選び方のポイントは2つです。
①景色を楽しみたいか
②静かに落ち着きたいか
まず「景色」を重視するなら、
進行方向左側（奇数番号席）がおすすめです。
とくに那須・福島～盛岡あたりでは、
山々の稜線がきれいに見えるタイミングがあり、
晴れた日には圧巻の車窓体験になります。
一方、東京出発後すぐの
都市部ではあまり景色が楽しめないため、
静かに本を読んだりしたい方には
進行方向右側（偶数番号席）も落ち着けて良い選択肢です。
📌 窓側・通路側、どっちが良い？
グランクラスには、
窓側（A席・E席）と通路側（C席・D席）があります。
とくにおひとり利用であれば、
窓側席が断然おすすめです。
窓から見える風景を独り占めでき、
カーテンの上げ下げも自分でできるので、
気兼ねなく過ごせます。
反対に、荷物の出し入れが頻繁な方や、
トイレに立ちやすい方がいいという場合は
通路側でも◎。
ただし、グランクラスは全体的にゆとりのある設計なので、
どちらを選んでも窮屈さはほぼ感じません。
🌄 グランクラスから楽しめる絶景スポットは？
グランクラスに乗るなら、
やっぱり気になるのが窓の外の景色。
東北新幹線は長距離路線なので、
その車窓からは
都市・平野・山岳・海沿いまで
変化に富んだ景観が楽しめます。
ここでは、区間別に注目ポイントを
ご紹介します。
✔ 東京～大宮：高層ビル群と首都圏の景色
✔ 宇都宮～那須塩原：田園と那須連山
✔ 白石蔵王～仙台：阿武隈山地の稜線
✔ 盛岡～八戸：岩手の深い緑と低山地帯
✔ 七戸十和田～新青森：りんご畑や津軽平野
特に那須塩原周辺では、
晴れた日に那須連峰がくっきり見えることもあり、
新幹線ならではの「動く絶景」が味わえます。
🍁 季節ごとに異なる楽しみ方
東北新幹線の魅力は、
四季折々の景色が
目の前に広がるところ。
季節によって、
まったく違う表情を見せてくれるのも魅力です。
✔ 春：白石蔵王周辺の桜と新緑
✔ 夏：深い緑の山々と青空コントラスト
✔ 秋：福島〜仙台間の紅葉ラッシュ
✔ 冬：盛岡以北の雪景色と静寂
特に冬の青森区間は圧巻です。
まるでモノクロの絵画の中を
走っているような感覚に包まれます。
グランクラスの静かな空間と相まって、
非日常の旅情を楽しめるはずです。
💡 景色を楽しむためのワンポイント
車窓を最大限楽しむために、
いくつかのコツをご紹介します。
✔ 出発時刻によって光の入り方が違う
✔ 午前出発なら左側（奇数席）が明るく見やすい
✔ カーテンは上げ下げ自由！遠慮せず調整を
✔ 時刻表アプリで通過地点をチェックしておくと◎
また、
乗車時間が長いときは途中で
軽くストレッチしたり
座席を倒してリラックスしたりするのもおすすめ。
その際、景色を遮らないようにカーテンを
途中まで下げるなど、
周囲への配慮も忘れずに。
🎫 景色重視派はどの便がおすすめ？
「せっかくなら最高の景色を見たい！」
という方のために、
明るく、晴れた時間帯を選ぶのがポイントです。
とくに以下の時間帯を狙うと、
良い光の角度で景色が楽しめます。
✔ 東京発：午前9〜11時頃発
✔ 新青森発：午後2〜4時頃発
✔ 天気が安定している春・秋の日中
✔ 特に平日昼間は車内も静かで快適
時刻表を選ぶときは、
つい「到着時刻」だけで見てしまいがちですが、
車窓重視なら「通過時間帯」も意識すると良いですね。
次回パート③では、
✔ グランクラスでの持ち物や注意点
✔ 快適に過ごすコツ
✔ お得な予約方法のヒント
など、実際に乗る前に知っておきたい情報を
ご紹介します！
🧳 グランクラスで快適に過ごすための持ち物
東北新幹線のグランクラスは、
手ぶらでも十分快適に過ごせますが、
ちょっとした持ち物があると
よりリラックスできます。
✔ 静かに楽しめる読書用の本や雑誌
✔ イヤホン（周囲への配慮として）
✔ 充電済みスマートフォンやモバイルバッテリー
✔ お気に入りの飲み物（持ち込みOK）
✔ 羽織れるカーディガン（車内はやや涼しめ）
もちろん車内では、
ドリンクや軽食も提供されるため、
何も持たずに乗っても安心です。
🚪 グランクラスの“意外な盲点”とは？
グランクラスは快適ですが、
知っておきたい意外なポイントもあります。
✔ 荷物置き場が少ない
⇒ 大型スーツケースはデッキへ預けた方が◎✔ アテンダントさんの巡回は少なめ
⇒ 呼び出しボタンが基本スタイル✔ ラウンジ的な雰囲気なので会話は控えめに
⇒ グループ利用でも声量に配慮を
事前に知っていれば、
戸惑うことなくスマートな利用ができますね。
📝 予約のタイミングとコツ
グランクラスは車両数が少ないため、
早めの予約が鉄則です。
通常の指定席よりも空席が少なく、
特に週末や連休はすぐに埋まる傾向があります。
✔ JR東日本の「えきねっと」でオンライン予約OK
✔ 1ヶ月前の午前10時から発売開始
✔ 「事前申込機能」を使えば自動的に確保される
✔ 割引きっぷ（トクだ値）を狙うとお得な場合も
また、特定のキャンペーン時期や、
平日限定の割引が出ることもあります。
JRの公式サイトや「おトクなきっぷ」コーナーを
定期的にチェックしておくのもおすすめです。
🌿 グランクラスを最大限楽しむために
ここまでグランクラスの座席選びから
景色の楽しみ方、持ち物、予約のコツまで
ご紹介してきました。
最後に、快適な旅を楽しむための
ちょっとした心得をお伝えします。
✔ 景色を楽しむなら左側（奇数番号）席
✔ 午前便〜日中の出発がおすすめ
✔ リクライニングはやさしく静かに
✔ カーテンは明るさに応じて調整を
✔ 飲み物の持ち込みもOK！でも音に配慮
自分のための特別な移動時間として、
東北の空気と景色を感じながら、
日常から少し離れた贅沢を味わってみてください。
🎁 まとめ：グランクラスは“移動”を“旅”に変える
東北新幹線のグランクラスは、
ただの移動手段ではなく、
「旅の一部」として楽しめる時間。
選ぶ座席、見る景色、感じる空気——
すべてがその人だけの旅の彩りになります。
次の旅行の予定がある方も、
ちょっと特別な時間を過ごしたい方も、
ぜひ一度、グランクラスの世界を
体験してみてください。
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